たまがわおしゃべりカフェ
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七夕と狂言の宴
茂山千三郎と竹灯りの小径
夏の盲導犬協会訓練センター
見学会
第3弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー]
たん熊北店「京の行楽弁当(京料理)講座」
第3弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー]
銀座トリコロール「ご家庭での美味しいコーヒーの淹れ方講座」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー 第3回]
「〜贅沢な味わい〜 鎌倉山 ローストビーフ講習会」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー 第3回]
「〜塩瀬総本家 本社を訪ねて〜 和菓子をつくる」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー 第2回]
「〜イゾラ トラットリアで学ぶ〜 本格派 ナポリピッツァ教室」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー 第2回]
「〜サンクゼール・ワイナリーを訪ねて〜 マイワインをつくる」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー 第1回]
「ヴェルテ・スパで秋のワンプレートディッシュを学ぶ」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー 第1回]
「福光屋『SAKE鏡花』で学ぶ 料理に合う日本酒の選び方・楽しみ方」
第2回 MUSIC FESTIVAL
TAMAGAWAミュージックコンテスト
たまがわサロン・ド・グルメ
第2回「イレール・ドゥーブルで島田哲也オーナーシェフのグルメレッスンを受ける」
たまがわサロン・ド・グルメ
第1回「たん熊北店で栗栖正博さんに直接指導を受けよう」
Events & Report updated December 6,2006

イベントレポート

S・Cのイベント体験レポート。会場で見つけたトピックをお伝えします。


第2回「〜サンクゼール・ワイナリーを訪ねて〜 マイワインをつくる」

 10月13日(金)、心配だった空模様は見事なほどの晴天!まさにお出かけ日和となったこの日、早朝の集合にもかかわらず、集まった皆さんの活気に満ちたバスの車内。それもそのはず、今回は“ワイン作りを体験”という、ワイン好きにはなんとも魅力的なテーマのお出かけセミナーです。

目的地は長野県上水内郡、飯綱町。ワインをはじめ、ジャムやドレッシングなど、美味しい食材の宝庫としておなじみ、サンクゼール・ワイナリーの本店および、実際に商品が造られている畑やワイナリーです。同行してくださるのは、サンクゼール・ワイナリーS・C店の中澤博泰 店長。サンクゼールのワインの純朴な美味しさに魅せられ、まったくの異業種から転職されてきたそう。ワインに対する想いや愛情、サンクゼールのなりたちなどを楽しく、熱心にご紹介いただきました。


 サービスエリアでの休憩では、バスから降りた瞬間に「空気がおいしい!」との声があちこちから聞こえてくるほど。今回はお友だち同士はもちろん、ご夫婦で参加されている方も何組かいらっしゃって、皆さん和気あいあいとした雰囲気です。

さらにバスに揺られること少々。いよいよサンクゼール・ワイナリーに到着!新鮮な空気と、美しく色づきはじめた木々や秋の花々に早くもウットリ。敷地内にあるチャペルの入り口には、大勢の方が。どなたかの結婚式かと思いきや、なんとサンクゼール従業員の皆さんが勢揃いでお出迎えしてくださいました。そして、心のこもった賛美歌のプレゼントまで。あたたかいおもてなしに感激。

続いて社長の久世良三さんのお話。奥様との出会いからサンクゼールの誕生、数々の困難を越えて、会社創立25周年の今年にいたるまでを丁寧にお話してくださいました。奥様は神父もされていらっしゃるとのこと。そしてなんと驚くことに、とっても立派なこのチャペルは従業員の皆さんによる手作りだそう!ひとつひとつの素材を大事に、一から作り上げる姿勢はこんなところにも生かされているのです。


 全員で記念撮影をしたあとは、レストラン・サンクゼールにてランチコースを堪能。

今日のメニューは

・信州サーモンのマリネ
・信州地鶏のオーブン焼き
・サンクゼール製造パン各種
・ガトーショコラ
・コーヒー
・グラスワイン2杯

ワインは、カベルネ・ソービニヨン(赤ワイン)と、ステンレス樽ではなく木樽で醸造されたという貴重な2004年のシャルドネ(白ワイン)。地元食材を使ったお料理の魅力を余すところなく引き立てながら、それぞれとても味わい深いもの。

レストラン中央にはサンクゼールといえばおなじみの、さまざまなジャムやバターが置かれ、自由にいただけるようになっていました。いろいろな味を少しずつパンにつけながら、美味しく楽しいランチタイム。窓から差し込むやわらかな光と眼下に広がる田園風景もまた格別です。


 おなかも心も満たされたひとときのあとは、本日のメインイベント“ワインづくり体験”のはじまり。まずはサンクゼール・ヴィンヤード「大入ぶどう畑」にて、今回はシャルドネ用の白ぶどうの収穫。広大な敷地の中、10ヘクタール(東京ドームおよそ2.5個分!)も占めるぶどう畑までは、バンで移動。作業用の服に着替え、しっかり準備万端といった方もちらほら。

ゆるやかな南斜面に広がるぶどう畑。1人1個のバケツと鋏を持ち、1本の木を2人で片側ずつ囲むようにして、収穫しながら進んでいきます。ぶどうの果汁は糖分が非常に高いため、しっかりと軍手をはめて。

もぎたてのぶどうをちょっぴり味見してみると、普段食べ慣れているものとは違い、甘みと同時に酸味と渋みが強く感じられる味。同じ木でも上部と下部では味も微妙に違います。ワイン用ならではの独特な美味しさに、ついつい手が伸びてしまいそうになるのをガマンして作業。ぶどうの実が大きいものだと5房ほどでワイン1本分に相当するそう。切れ味いい鋏で次々と収穫、バケツがいっぱいになったらケースにあけて、また収穫…。
ぶどうの木は低いため、中腰にならざるをえません。加えてたくさんのぶどうが入ったバケツはかなりの重さ。それでも実を残すところなくきれいに収穫すると、爽快な達成感が味わえるのです。合間にはマイワインのラベルになる写真を撮影。収穫したぶどうを片手に持ったり、ぶどうの木をバックにスマイルなど、思い思いのポーズでパチリ。そんな皆さんのがんばりの結果、畑の方の予想を大いに上回るハイスピードで収穫完了しました。


 続いては醸造前に移動。とれたてのぶどうを木製の手しぼり機でしぼってできる、超がつくほど新鮮なぶどうジュースを試飲。ワイン用のぶどうなのでやはりいつものぶどうジュースとは違う美味しさです。

そしてお待ちかねのぶどう踏み体験!今回収穫したシャルドネ用ぶどうは選定に時間がかかるため、今回はブラッククィーンという赤ワイン用のぶどうを。

ステンレス製の大樽に入って、素足で直接ぶどうを踏むのです。ワインの醸造過程では強力な殺菌効果が作用するので、素足で大丈夫なのだそう。しっかり短パンを準備してこられた方は着替えて、そうではない方も裾をまくり、足を水洗いしてからゆっくりと樽の中へ。台を使わないと入れないほど高さのある大樽ですが、底はそれほど広くないので一度に2人が限度。おそるおそる足を踏み入れると、今まで経験したことのない不思議な感触と強烈な冷たさが足裏いっぱいに広がります。足元に吸い付くように、からみまとわり付くぶどうの感触は、なんとも言えない独特なもの。赤いぶどうの方が白ぶどうより皮が厚く、なかなかつぶれません。一生懸命踏んでいるうちに、やみつきになってしまう人も続出?!たとえようがないこの感覚は、まさに体験した人こそ知ることができるもの。実に貴重な体験でした。


 最後は自由時間となり、ガーデン・ショップにてお買い物タイム。本店限定の赤ワインなどレアなものもあり、皆さんそれぞれたくさんのおみやげを購入し、大満足。お世話になった従業員の方の笑顔と赤く色づいたりんご畑に見送られながら、サンクゼール・ワイナリーを後にしました。

 信州ならではのさわやかな秋に包まれながら、大充実の一日。ワイン教室に通われているほど熱心な参加者の方は、「よくワイナリーめぐりをしますが、ぶどうの収穫ははじめて。この時期ならではの体験で、想像以上に楽しかったです!」。「収穫時期ならではの貴重な体験。個人ではなかなかできないことなので楽しかったです」、「ワインを通じて、いろいろな方と知り合えてよかった」とおっしゃる方も。皆さんの大満足!といった笑顔が印象的でした。

 予定時刻通りに玉川に到着し、解散。おみやげに、サンクゼール特製のチョコレートパウンドケーキをいただきました。今回、お楽しみはこれだけではありません。約1年後の来年10〜12月には、今回収穫したぶどうでつくられたシャルドネ・白ワインが完成するのです!ラベルはもちろん、それぞれの収穫風景写真。世界にたった1本だけの、貴重なマイワイン。来年の今頃、今日を思い出しながら、美味しいワインで乾杯…!大切にあたためておきたい、とっておきのお楽しみです。