玉川高島屋S・C発、「美・食・住」コミュニティ
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七夕と狂言の宴
茂山千三郎と竹灯りの小径
夏の盲導犬協会訓練センター
見学会
第3弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー]
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第3弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー]
銀座トリコロール「ご家庭での美味しいコーヒーの淹れ方講座」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー 第3回]
「〜贅沢な味わい〜 鎌倉山 ローストビーフ講習会」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー 第3回]
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第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー 第2回]
「〜イゾラ トラットリアで学ぶ〜 本格派 ナポリピッツァ教室」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー 第2回]
「〜サンクゼール・ワイナリーを訪ねて〜 マイワインをつくる」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー 第1回]
「ヴェルテ・スパで秋のワンプレートディッシュを学ぶ」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー 第1回]
「福光屋『SAKE鏡花』で学ぶ 料理に合う日本酒の選び方・楽しみ方」
第2回 MUSIC FESTIVAL
TAMAGAWAミュージックコンテスト
たまがわサロン・ド・グルメ
第2回「イレール・ドゥーブルで島田哲也オーナーシェフのグルメレッスンを受ける」
たまがわサロン・ド・グルメ
第1回「たん熊北店で栗栖正博さんに直接指導を受けよう」
updated January 17,2007
S・Cのイベント体験レポート。会場で見つけたトピックをお伝えします。
11月22日(水)、すっかり晩秋といった感じの静かでおだやかな昼下がり。銀座とも隣接する新富町から歩くこと数分。『塩瀬総本家』と書かれた真っ白な暖簾が、訪れる人を出迎えてくれるビルがあります。そのビルこそが今回のセミナーの開催場所、塩瀬総本家 本社。売場だけではなく、茶寮や茶道教室開催用の茶の湯、特別なおもてなしのための茶室までもが備わっています。塩瀬といえば『志ほせ饅頭』でおなじみですが、その他にも魅力的な和菓子が勢ぞろい。今回はその中から、秋にぴったりのきんとん、練り切り製の和菓子の作り方を実際に教えていただける、うれしいセミナーです。
まずは、塩瀬総本家 川島一世社長よりごあいさつと今日の内容を説明していただきました。続いて総本家34代目、現在は製品開発を手がけていらっしゃる川島英子会長より、塩瀬のなりたちや歴史についてのお話。なんと塩瀬は、日本でもっとも古い和菓子屋さんなのだそう!そのルーツは650年ほど前の中国にさかのぼります。初代である林浄因が肉食が禁じられている僧侶のために小豆を煮詰め、葛の甘みと塩を加えて餡を作り、さらにそれを皮に包んで蒸す、画期的なお菓子を作り上げました。…そう、いわゆるお饅頭はもとより、餡そのものを初めて作ったのは塩瀬の初代なのです!つまり、塩瀬の歴史イコール和菓子の歴史、といっても過言ではありません。これには参加者から、驚きと感嘆の声が上がるほど。お着物姿が美しい会長のお話はとても楽しくわかりやすく、皆さん熱心に耳をかたむけ、メモをとったり。とにかく歴史ある塩瀬のものがたりは、とてもとても短い時間では語り尽くせない、と会長。さらに詳しくは会長の著書である『まんじゅう屋繁盛記〜塩瀬の650年〜』(岩波書店刊)にて知ることができるそう。これはもう読むしかありません!
そしていよいよ、和菓子作り体験の時間に。
参加者の皆さんはそれぞれ4人一組になってテーブルを囲みます。今回作る和菓子は
・山茶花(練り切り製)
・秋の野(きんとん製)
講師をつとめてくださるのは、上生職人の三浦さん。ちょっぴりユニークなお話口調で、どこかあたたかい雰囲気の方です。
まずは淡いピンク色がなんとも愛らしい、花弁をかだとった『山茶花』から。今回はあらかじめ出来上がった練り切りを使って、形づくる工程を教えていただきます。まずはお手本として、三浦さんがひとつ作ってくださったのですが…計ることなく手だけで正確な量に生地を切り、あっという間に形ができあがります。その見事すぎる手さばきに、皆さんあ然!まるで鮮やかな手品を見ているようです。職人さんならではの巧みな技に感心するばかり。上生菓子はすぐ乾燥してしまうので、手早く形を作らなければならないとのこと。慣れるまでは難しく、なかなかうまく形が作れないのですが、皆さんとっても楽しんでいらっしゃいました。三浦さんの教えを忠実に守ろうと慎重丁寧に作られる方もいらっしゃれば、すぐに感覚をつかみ、手早く作り上げる方も。
もう一つはきんとん製の『秋の野』。名の通りに、色づく野山によく似たきれいな色が特徴です。こちらもまた形づくる工程を体験。さきほどの『山茶花』で少し慣れたのか、今度はぐんと手付きがプロっぽくなる方が多数。2種類それぞれを2個ずつ作りました。そして不思議なことに、出来上がった和菓子はどことなく、作った人の雰囲気によく似ているのです。同じ色、形のはずなのに、おもしろい発見!これもまた、実際に和菓子を作ってみてはじめてわかったことかもしれません。
出来上がった和菓子を手に、茶の湯道場へ。ひとりひとり丁寧なお点前のおもてなしをお受けします。凛とした空気に思わず背筋がしゃんと伸びるよう。ちょっぴり緊張しつつも自分で作った和菓子はまた格別。お茶とともに、とても美味しくいただきました。そして最後は川島社長のはからいで、特別に茶室の中も拝見させていただけることに。都会の中心にあるとは思えない静寂のため、たびたびNHKなどのドラマなどで使われることも多いという本格的な茶室です。普段は味わうことのできない、貴重な体験でした。
あっという間の約2時間。伝統ある塩瀬、そして和菓子の魅力にふれることができた充実のセミナーもそろそろお開き。おみやげに『志ほせ饅頭』をいただきました。ご家族代々、何かの行事やお祝いには必ず『志ほせ饅頭』をいただくという参加者の方は、「和菓子作りだけではなく、お茶室まで拝見させていただけて、とっても楽しかったです。お饅頭の歴史そのものが塩瀬の歴史だなんて感激しました!これからももっと和菓子のことを知っていきたいです」。ひときわ熱心に和菓子作りをされていた参加者の方は「とっても有意義なセミナーで、美味しいお茶までいただけて楽しかった。でも作った和菓子に年齢が出てしまって(笑)…でもでも、本当に楽しかったです!」と笑顔。普段美味しくいただくことはあっても、なかなか自分では作らない和菓子。今日をきっかけにご家庭で挑戦されれば、きっとますます和菓子を身近に感じられることでしょう。
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