玉川高島屋S・C発、「美・食・住」コミュニティ
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七夕と狂言の宴
茂山千三郎と竹灯りの小径
夏の盲導犬協会訓練センター
見学会
第3弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー]
たん熊北店「京の行楽弁当(京料理)講座」
第3弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー]
銀座トリコロール「ご家庭での美味しいコーヒーの淹れ方講座」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー 第3回]
「〜贅沢な味わい〜 鎌倉山 ローストビーフ講習会」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー 第3回]
「〜塩瀬総本家 本社を訪ねて〜 和菓子をつくる」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー 第2回]
「〜イゾラ トラットリアで学ぶ〜 本格派 ナポリピッツァ教室」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー 第2回]
「〜サンクゼール・ワイナリーを訪ねて〜 マイワインをつくる」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お料理セミナー 第1回]
「ヴェルテ・スパで秋のワンプレートディッシュを学ぶ」
第2弾 たまがわサロン・ド・グルメ
[お出かけセミナー 第1回]
「福光屋『SAKE鏡花』で学ぶ 料理に合う日本酒の選び方・楽しみ方」
第2回 MUSIC FESTIVAL
TAMAGAWAミュージックコンテスト
たまがわサロン・ド・グルメ
第2回「イレール・ドゥーブルで島田哲也オーナーシェフのグルメレッスンを受ける」
たまがわサロン・ド・グルメ
第1回「たん熊北店で栗栖正博さんに直接指導を受けよう」
updated August 20,2007
S・Cのイベント体験レポート。会場で見つけたトピックをお伝えします。
一年に一度、織姫と彦星が出会う七夕。まさにその当日に、毎年ご好評をいただいておりますタマガワ流「七夕と狂言の宴」が開催されました。 18時の会場と共に、本館屋上フォレストガーデンには、色とりどりの浴衣や和装姿の参加者の方が集まりはじめました。蒸し暑い曇り空を一掃するかのようなさわやかな装いの方ばかりで、気分が盛り上がります。受付を済ませた後通る会場までのわずかな道は七夕にちなみ、竹と鬼灯(ホオズキ)が風情たっぷりにあしらわれた小径となっていました。
開演までの時間は美味しいオードブルに舌鼓を打ったり、願いを込めて短冊を書いたり…。七夕といえばおなじみの短冊ですが、昨年同様、皆さんの短冊が結びつけられた笹は足利織姫神社に奉納されます。織物の神様が奉られている足利織姫神社は、「糸を結びつける」ことから縁結びの神様とも伝えられているそうです。夜風に揺れる短冊の願いが、どうか叶いますように…☆
いよいよ開演時間。ぱらりと一粒落ちる雨に思わず見上げてしまうほど、心配な空模様…。そんな不安を一瞬で打ち消すような明るい笑顔で、本日の主役・茂山千三郎さんが登場しました。 狂言大蔵流の名門、茂山千五郎家(現在は13世)の三男であられる千三郎さん。1964年に生まれ、2歳より狂言を始められました。現在は古典狂言のみならず、ミュージカルや現代劇、エコをテーマにした新作狂言の製作など、幅広く活躍中。
そんな千三郎さんはにこやかに「私は晴れ男です!」とご挨拶。茂山家オリジナルのうさぎ柄浴衣に袴を合わせたユニークな装いです。狂言の衣装は大変高価なものなので、雨にぬれてしまうのは厳禁。「雨が降らないように、皆さんの念を天に届けてください!」とおっしゃったあと、なんと本当に雨は降らずにすみました。まさに晴れ男とおっしゃる千三郎さんのパワー!?の賜物です。
演目に入る前に、狂言そのものに関するお話。室町時代にできた狂言は衿元から合わせる、武家の着方をした衣装です。つま先立ちが基本の西洋のバレエなどの所作と対照的に、狂言や能は腰をグッと落として”構え”、すり足で動くのが特徴。床と頭が常に平行に動くすり足、それというのも能の主人公の8割が幽霊だからだそう!足があるのかわからない歩き方を表現するために、腰にタメを作ることが重要なのです。「インド舞踊も太極拳もそうだし、みんな姿勢が低いですよね。それというのもアジアは農耕民族だからだと思うんです。地へ向かう姿勢です。対して西洋は狩猟民族だから、空に向かって弓を放っていたんですね」という説明には皆さん納得の声。たしかにそうですね!
そして、姿勢としての“タメ”だけではなく、「日本人は包装紙なども“ためる”ことが好きですよね。とにかく“タメ”を作る日本人はエコなのかもしれません。それに舞台装置を必要としない狂言もエコと繋がっていると思います。皆さんも今日いらっしゃる浴衣や着物だって、着たおしたら手ぬぐいにして、その後は雑巾になりますよね。エコなんですよ」と千三郎さんならではのユニークな見解に、皆さんも楽しく頷いていました。
続いて本日の狂言「蝸牛」のあらすじを説明していただきました。蝸牛とは、かたつむりのこと。主人の言いつけで長寿の薬になるという蝸牛を探しにきた太郎冠者。「藪の中にいる黒い物こそが蝸牛」と教えられた太郎冠者は、竹やぶの中でひと寝入りしている山伏を蝸牛と信じてしまいます。山伏のことをすっかり蝸牛だと信じ込む太郎冠者と、一緒に浮かれる山伏。そこに太郎冠者の帰りが遅いことを心配した主人がかけつけ、「これは蝸牛ではなく、山伏だ!」と注意するものの…。太郎冠者のうっかり失敗談でありながら、なぜだか楽しくおめでたい気持ちになれる狂言の大定番です。
絶妙な和の色が美しい本番用の衣装に着替えた千三郎さんが舞台へ現れると、雰囲気がすっと一変。とはいえ、そこは狂言ならではの素晴らしさ。親しみやすく、コミカルかつとぼけた味わいで、開場は大笑いに包まれました。太郎冠者を千三郎さん、山伏を松本薫さん、主人を鈴木実さんが演じました。
雨はいつのまにかすっかり上がって、ひんやり涼しい夜風が心地よく感じられます。狂言の余韻を楽しみながら、お料理をバイキング形式でいただき、しばし談笑。S・Cのイベントには何度かご参加くださっているという方は「お料理も美味しいし、何より狂言を間近で見られてうれしかった!千三郎さんのお話はわかりやすくて楽しめました」と笑顔でお話くださいました。夜空にかかる天の川は残念ながら見ることができませんでしたが、キラキラと弾むような楽しさを胸に、今年も七夕の宴が過ぎていきました。
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