イベントレポート

S・Cのイベント体験レポート。会場で見つけたトピックをお伝えします。

update 2017/8/4

南極・北極展

人類にとって最後のフロンティア、南極と北極。南極点・北極点に人類が足を踏み入れてまだ100年程度しか経っていない、まだ分からないことがたくさんあるこの地では、世界中の国々が今もさまざまな研究・観測を行っています。このイベントでは、そんな謎に包まれた南極と北極の意外な事実を、パネルやムービー、模型などで知ることができます。
さぁ、あなたも知られざる氷と雪の世をちょっとのぞいてみましょう!

南極ってどんなところ?

南極大陸は、氷の塊ではありません! 「大陸岩盤」と呼ばれる広大な大地が土台となり、そのうち98%が氷に覆われています。その厚さはなんと2,450m!イメージとしては、巨大な氷の山脈のようなもの。南極の中心に行くほど気温は下がり、内陸部の最低気温はなんとマイナス80℃以下!その過酷な環境から、内陸部には主だった生物は生息していません。

では、あのかわいいペンギンたちはどこに? 南極半島や大陸沿岸部など、南極大陸のなかでも比較的気温の高い場所で暮らしています。コウテイペンギン、アデリーペンギンをはじめ、ザトウクジラ、ウェッデルアザラシ、ヒョウアザラシ、オオトウゾクカモメなどがいます。

南極の生きものたち

アデリーペンギン型ロボ『ものペン』

会場を半分ほど行くと、何やら大勢の人だかりと、こどもたちの楽しそうな声…。そこには、ビニールプールのなかで動くペンギンの姿が!
実はこれ、大学生3人が中心となり活動しているロボット開発チーム「ロボットいきもの工房 TRYBOTS」が作り上げた、泳ぐペンギン型ロボット。アデリーペンギン型は今回のイベントのために特別に開発されたもので、フリッパーと呼ばれる翼を使って実際に水中を泳ぐ姿は、まるで本物のよう!

南極を調べることは、
地球の歴史を調べることにつながる!

南極で発見された岩石。
ボコボコとした穴のあいた形状から、
「ハチの巣岩」と呼ばれている!

南極大陸は地球上で一番多く隕石が発見されている場所でもあります。その数、実に2万5,000個!これは、全世界で発見された隕石の約80%に上ります。発見された隕石は、太陽系の歴史や、ほかの天体の地表を調べるのにとても重要な役割を果たしています。また、南極では今は存在しない大陸の鉱石や、2億年前の地層から恐竜の化石が発見されており、地球の歴史を紐解くためにも大切な場所なんです。

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マイナス50度!?南極のブリザードを再現!!

サイエンス・クリエイター北原淳さんひきいる理科実験教室「アインシュタインラボ」による、極地の自然環境「ブリザード」(暴風雪)を再現する科学実験を期間限定で実施。
マイナス50度の世界を体験!
期間:8/1(火)~13(日)
各日2回実施 11:30~/14:00~
※参加無料 ※各日先着順で予約受付

北極ってどんなところ?

北極は、まさに海に浮かぶ巨大な氷!? 北極は南極と違い、海水が凍ってできた厚さ3m程度の「海氷」でできています。そのため「北極大陸」というものは存在しません。平均気温はマイナス30℃ほどと、南極に比べ平均気温は20℃ほども温かく、期間は短いものの夏があり、シロクマやセイウチなども、海と陸地を行き来しながら生活しています。そして驚くべき真実...
ペンギンは北極には住んでいません! ペンギンは南極にしかいないのです。また、北極圏にはスウェーデン、ノルウェー、グリーンランド、カナダ、アラスカなど、多様な先住民族たちが暮らしています。

北極の生きものたち

北極圏で暮らす先住民族たち

北極圏には多くの先住民族が暮らしています。代表的なのは、ツンドラ地帯のイヌイット(エスキモー)や、北欧の国境をまたいだラップランドの遊牧民サーミ(サーメ)。

特にサーミは、自然に寄り添い続けるその生活スタイルから“太陽と風の子”とも呼ばれています。
彼らはトナカイと深い関わりを持ち、冬を村で過ごし、春から秋にかけてはトナカイを遊牧しながら移動を繰り返して生活しています。サーミが作り上げる民族衣装や工芸品は、その優れたデザイン性・品質で高い評価を受けており、近年ではデザイナーズファッションに起用されるほど注目を集めています。

北と南の極地は、それぞれまったく違った顔を持っている。

南極は地球の歴史や太陽系の成り立ちを知る手がかりが多く、世界中の国々が観測所をつくり、調査・研究を続けています。
南極には鉱物資源、北極には石油や金などの資源が豊富なことから開発のために環境破壊が進み、かつては領土を主張する国々が多くありました。そのため「南極条約」と「スヴァールバル条約」が結ばれ、現在は各国が平和的に研究や採掘を行っています。
また、北極では現在も地球温暖化の影響とみられる氷の減少が続き、これ以上氷が失われないよう研究が進められています。

今回のイベントでは、動物たちのはく製を指をさして「シロクマだー!」と嬉しそうにはしゃいだり、パネルに書かれた説明を熱心に読んでいるこどもたちの姿が印象的でした。南極・北極に住まう動物たちや民族、そして氷と雪に覆われた美しい白銀の世界。この景色が、いつまでも残り続けることを願わずにはいられません。

※こちらのレポートは2017年8月時点の情報です。展示内容等変更となる可能性がございます。ご了承ください。

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