The theme of "BOOK SELECTION"
みなで地球環境について考えよう

 冬は寒く、夏は酷暑。大雨や大雪、地震、山火事のニュースなどは一年中きこえてきますが、
以前と比べてみてもその量が多いと感じませんか?
しかもそれは日本だけに限らず、世界中で同時に進行していることです。
気候変動や環境問題についての話題をただ怖いものと感じるのか、
自分に関係があることと捉えるのかによって、人の世界の有り様が変わってしまうかもしれません。
 今回は、そのように急激に変化している地球環境について分かりやすく親切に伝える本を集めてみました。
現在の状況を冷静に眺める本もあれば、暮らしの中で一人一人ができることを柔らかく伝える本、
そして時世代を担う子どもたちにこの問題を伝える本も揃っています。
 大人も子どもも、誰もが根づき暮らすこの星について、みなで考えるべき時が今なのだと思います。

Theme

Theme1 地球の現在地

 環境破壊が叫ばれるようになったのは今に始まったことではありませんが、
これまでどこか他人事のような、他国の出来事のように思い、現実から目を背けてきてしまいました。
しかし、毎年恒例のように発生する大雨被害、夏期の猛暑、生態系の変化など、
環境の変化を実感せざるを得ない出来事が多く発生しています。そんな今だからこそ、
地球が今どうなっているのか、事実を認識することが大事だと思います。
 これからも地球と共生していくために、今を生きる私たちがすべきことは何かをいっしょに考えてみませんか?

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Theme2 暮らしと地球にいいこと

 世界の隅々まで浸透している資本主義は、永遠の成長、利益追求を宿命としています。
すなわち地球に負荷をかけ続けることを意味しています。
今着ている衣服の原材料や、日々、口にしている食事の生産背景にも、それらは密接に繋がっています。
 エコバッグを使うことくらいでは、今すぐに世界を変えることはできないけれど、
行いの変化は大きな一歩となるはずです。ものを買う行為により自分の好きな、個人、団体、企業を支援したり、
エシカルな消費を実践したり、衣食住において地球にいいことを考えてみるのはとても有意義なことです。
ここにある本から、「暮らしの充実=地球にいいこと」に思いを巡らせてみてください。

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Theme3 未来の子どもだちのために

 このまま環境破壊が進行すれば、COVID-19のような脅威がいつ発生してもおかしくはありません。
近い未来、人類は地球に暮らすことができなくなってしまうとさえ言われています。
この危機的状況にも関わらず、権力を持つ大人たちはこの問題に無関心です。
そんな大人たちに対抗するために、グレタ・トゥーンベリさんは立ち上がってくれました。
今の子どもたち、さらにその次の世代が健やかに暮らしていけるように彼女は今も戦い続けています。
 マスクなしで外を出歩き、当たり前に友人たちとコミュニケーションできるかつての日々を取り戻すために、
親子で地球環境を考えるきっかけになると嬉しいです。

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