Theme.3
芸術としての映画

 映画の始まりは、わずか46秒の無声ドキュメンタリー映像でした。
そこから映像技術の進歩によって徐々に上映時間が長くなり、またストーリーが複雑になり、
音楽やカラーが付けられ、ロケで様々な場所を写すことが可能になるなど、今日に到るまで様々に発展してきました。
あっという間に進化を遂げた映画は、新しい芸術としてアートの世界にも大きな影響を与えています。
映画の可能性を引き出し、新たな芸術へと昇華させた監督たちの名作を振り返りながら、
映画の芸術性について考えてみませんか。

  • 映画は、まず個人の表現である以前に、
    社会行為であるべきなんだよ。
    だからこそ映画は、
    映画という表現たりうるんだ。

    映画は、まず個人の表現である以前に、
    社会行為であるべきなんだよ。
    だからこそ映画は、映画という表現たりうるんだ。

  • ヒッチコックは、
    全映画史の中で最も偉大な、
    形式の発明者の一人である。

    ヒッチコックは、全映画史の中で最も偉大な、
    形式の発明者の一人である。

  • 映画を頭で見たら、
    つまらないね。
    もっと感覚的に見てほしい。

    映画を頭で見たら、つまらないね。
    もっと感覚的に見てほしい。

  • たった数時間のことなのに、
    まるで誰かの一生を
    観たような気になることは、
    稀ではないし、
    それこそ何度でも恋に落ちられる。

    たった数時間のことなのに、
    まるで誰かの一生を観たような気になることは、
    稀ではないし、それこそ何度でも恋に落ちられる。

  • you don’t necessarily think about
    all the work that went into it ─
    only that it’s delicious.
    内包されている他の作品のことを
    あれこれ考える必要はない─
    ただひたすらに美味しいのだから

    you don’t necessarily think about
    all the work that went into it ─
    only that it’s delicious.
    内包されている他の作品のことをあれこれ考える必要はない─
    ただひたすらに美味しいのだから

  • 建築としての経験がもしかして
    映画にもあるとすれば、
    まさにこのような瞬間ではなかろうか。

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